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外国人とルームシェアする上で知っておくべきこと

こんにちは。Shootです。

 

僕は今までにルームシェア、ホームステイ、下宿と様々な形態の共同生活を経験してきました。

 

これらに対するみなさんのイメージはいかがでしょうか?

特に外国人との共同生活はフリータイムの談話など、華やかなイメージが先行しますよね。

もちろん、異文化理解や語学の練習など多くの学びがあり、貴重な体験ができると自信を持って言うことができます。

 

しかしながら、実際に経験した人にしかわからない苦労があることも事実です。僕は酸いも甘いも辛いも味見してきました。

そんな経験から今回はルームシェアを考えている人に向けて、あえてデメリットにフォーカスして「知っておくと良いこと」をお話ししたいと思います。

また、今共同生活をしていて悩んでいる人にもヒントを与えることができれば幸いです。

 

さて、これからは「感覚の違い」「生活リズムの違い」「習慣の違い」の3つのカテゴリーに分けて考察していきます。

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 ①感覚の違い

実際のところ①②③はどれも関連し合っていて、

例えば、習慣の違いがあるから感覚の違いが生まれるのですが、

今回は分類して例を挙げていこうと思います。

 

早速ですが、「感覚の違い」はもっとも難しいポイントかもしれません。

何故ならば意識して変わることではないからです。

どのような状態かと言うと、自分の要求と相手の思い描くものにギャップがある、また逆も然りです。

 

典型的な例は、綺麗と言う概念が異なるケースではないでしょうか。

・共同スペースの利用後、綺麗な状態に戻して明け渡すと言うルールを決めていたとして、いざ使おうとした時に散らかっている。

これは一方から見れば、適当すぎる。他方から見れば、細かすぎると言う感覚の違いです。

 

このような問題は慣れと心の持ちようで改善されますが、最初はカルチャーショックを受けるかもしれません。

寛大な心を獲得できるチャンスとポジティヴに捉えましょう。神経質な人は特に...

 

 

②生活リズムの違い

これは外国人に限ったことではありませんが、生活リズムのある程度の一致は共同生活をする上で快適さに影響を与えます。

例えば、友達を招待してホームパーティーをするのが好きなタイプと夜は部屋に籠って静かに過ごしたいタイプが同じ空間に居たらどうでしょうか。

 

この時、両者は妥協点を見つけ、ルールを決めること、そして不便を受け入れることを学びます。

 

しかし、ここで注意したいのが「自分が合わせれば良い」と思って、何も言わずにストレスを溜め込んでしまうこと。

日本では気を遣って我慢することが美とされていますが、外国では主張することがコミュニケーションという文化であるため、その我慢は報われないことが多いでしょう。

 

個人的には日本人ほど相手の気持ちを察する(空気を読む)能力に長けた人種はいないのではないかと思っています。

自分のため、そして相手のためにもしっかりと意思の疎通を図ることをオススメします。

 

ちなみに僕の1つ前の同居人は典型的なプログラマー、生活は昼夜逆転しかけていて1日1食というかなり特殊なタイプでした。加えて、僕は早寝早起きだったので一見すると相性は最悪のようですが、意見交換を徹底したところお互いに最小限のストレスで生活することができました。

 

 

③習慣の違い

これは外国人と共同生活という点においては顕著な問題ではないでしょうか。

極端な例を挙げれば、宗教上の理由で何らかの制限がある同居人がいたり、そうでなくても様々な生活習慣、いわゆる異文化を持った人同士が一緒に生活するわけですから、上手く調和させる必要があります。

 

そこで、役に立ったのは分担表を作成するなど、共通する項目を明確にすること。これは共通の日用品などを買うときにも便利かと思います。

曖昧なルールで上手く回る場合は良いですが、トラブルを未然に防ぐ意味でもオススメです。

 

金銭のトラブルは人間関係を壊しかねないので細心の注意が必要です。

当然ですが、金銭感覚もバラバラで小さなお金の貸し借りや清算の誤差が思わぬトラブルを招きかねません。

共同生活のデメリットは、トラブルが起こった直後も顔を合わせなければならないことです。

心に留めておきましょう。

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まとめ

ここまでざっと振り返ってきましたが、経験者には「これはあるあるだ」なんてこともあったかと思います。

最後に改めて強調しておきますが、共同生活をする経験はとても貴重で、たとえ苦い経験をしたとしても、そこから多くを学ぶことができたと思っています。

 

このテーマの結論として、他人と住むことは容易ではありません。

そして、何よりも一緒に住むパートナーによって全ては変わってきます。正直、運の要素がかなり強いと思っています。

  

自分が普段身を置く環境は非常に重要です。そこから離れた時のパフォーマンスに直結することを身をもって知りました。

 

もし疲弊してしまう環境であれば、我慢せず引っ越すという選択肢があることを覚えておいて下さい。 繰り返すになりますが、一緒に住む人によって自分の生活や精神面がガラッと変わるからです。

 

あくまでも僕個人の経験なので全てを鵜呑みにせず、参考にしてもらえれば嬉しいです。

ではまた!