初挑戦で750点。TOEIC初心者の1ヶ月前攻略
こんにちは、Shootです。
先月、初めてTOEICのテストを受け、結果が公開されました。
リスニング400点、リーディング350点の計750点。
結果はまずまず、予想通りでした。
英語を独学で勉強している、もしくは英会話は習っているけど試験は受けたことがない人など、今回はとりわけTOEICに慣れてない人に向けて、自分が実践した1ヶ月前準備とその考察をシェアしたいと思います。
あの悔しい思いをしてから2年以上が経過
少しだけここまでの経緯を話します。
大学でドイツ語を学び始めた僕は、英語学習をきっぱりと辞め、ドイツ語に専念することにしました。おかげで3年目には長期留学で初対面の人ともまともにコミュニケーションが取れるようになっていました。
しかし、その一方で英語力は低下していきました。
特に酷かったのはスピーキング。語順も語彙もドイツ語に引っ張られ、思うように表現することができません。
第二外国語に力を入れている人は共感してくれるかもしれませんね。
ドイツで交換留学をしていた時の話です。
当時、僕はドイツ人以外に、各国の留学生から成るインターナショナルなコミュニティにも属していました。
そこで僕がいない時には、基本英語で会話していることに気がついたのです。
後で話を聞くと実際には、彼らはあまり意識していなかったようですが、当時は自分が気を遣われていると妙な悔しさを覚え、英語をマスターすることを誓いました。
それから約2年半。片手間ながらもスキマ時間を活用し、コンスタントに学習を続けていて、日常生活の中でも英語で会話する機会が増えてきました。
1ヶ月前の対策
上記の通り、長いスパンで学習はしてきたものの、文法やTOEIC特有のビジネス単語にはあまり慣れていません。
そこで短期間で点数を上げるためには、Part 5の短文穴埋め問題にフォーカスすることが最も効率的ではないかと考えました。
理由は3つ
①問題の傾向が毎回同じ
②文が短く、慣れれば品詞や時制など反射的に回答できるようになる
③Part 6,7もこの延長線上にある(単語も含めて)
さらに、
・多くの参考書を使うよりも少なく絞った方が効率が良い
・できる問題とできない問題を確認して、できない問題だけ取り組むのがコスパ良し
なども意識した点です。
以上を加味していくつかの参考書を手に取った結果、TEX加藤先生の『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問 (アスク出版)』で準備することに決めました。
TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問 [ TEX加藤 ] 価格:2,484円 |
選んだポイントはやはり問題量が多さ。
短期決戦では特に、数をこなして慣れることが最優先でしょう。
さて、購入したら後はひたすら問題を解くだけ。
本を何周かできる時間の確保とスケジューリングを意識しましょう。
ページ右上には、自分の進捗状況を確認できるゲージがあり、地味にモチベーションを支えてくれます。
さらにこの本の良いところは、問題1つずつに解説が載っているところ。間違えた箇所は必ず、理解し説明できるようにしておくことが大切。
説明できる問題を短期間のうちに忘れることはまずないからです。
あとは、解説に付いている頻出の慣用句の暗記は役に立ちました。イレギュラーな単語の組み合わせでも、それを知っているだけで点が稼げます。
※注意点
参考書を何度も解く上で注意したいのが、問題文と選択肢をセットで覚えてしまうこと。一問一答で暗記するのは限界があります。
その構造の時になぜこの選択肢を選ぶのか、瞬時に判断できれば単語が変わっても対応することができますね。
大事なのは応用力。問題を見て、同じ構造の(問われていることが同じ)問題文を頭の中で作れるか確認してみると良いかもしれません。
考察、及びまとめ
上記のように準備し、実際にテストを受けてみて感じたことは、以下の3点
・TOEICの文法問題は慣れることで短期間でグッと伸びる
・今回足りなかった部分は中長文対策。リーディングの大半は文章読解に費やすので、読解スピードを上げる必要がある
・想定通り、Part5対策の恩恵をPart6.7の文章を読解する際にも受けることができる
僕のケースでは、1ヶ月間の準備で文法100%取ることができたので、文法対策にこれ以上の時間を費やす必要はなかったことがわかりました。
1ヶ月以上の準備期間があれば、次に長文読解の対策に取り組むのが良いと思います。
結論として、準備期間を多く取れない人は、1ヶ月間Part5の短文穴埋め問題に焦点を絞ってみてはいかがでしょうか という提案でした。
僕はこの短い期間と自分の状況を考慮すると、非常にコスパ良い対策だったと思っています。
あくまで僕個人の意見ではありますが、参考にしていただけると幸いです。
それではまた!