2020東京五輪ドイツ代表チームをサポートする『Das Deutsche Haus』とは
こんにちは。Shootです。
昨年から動いていた五輪ボランティアが無事に決まりました。
改めまして、2020年東京オリンピック/パラリンピックにドイツ代表チームのサポートメンバーとして参加します。
尚、僕はパラリンピックチームに配属されたため、8月からの参戦になる模様。
と言うわけで、今回は五輪期間中ドイツ代表のプラットフォームとなる『Das Deutsche Haus』(直訳:ドイツの家)とボランティアチームについて記事を書きたいと思います。
Das Deutsche Haus とは
ドイツオリンピック協会(DOSB)直系、ドイツのスポーツビジネスを牽引する『Die Deusche Sport Marketing(DSM)』が主催するドイツ代表チームのホーム。
お台場に本拠地を構え、大会期間中は選手のみならず、メディア、政治、経済の分野からゲストが集まります。
『Das Deustche Haus』でのメンバーの役割
期間中の仕事内容は以下の通り
・レセプション、カンパニーデイズ、メダリスト祝勝会などのイベント運営
・プレスコンファレンスのセッティング、同伴
・ゲストの受け入れ、代理人、警察などのサポート
・入場管理などの会場業務
などなど。祝勝会での盛り上げも僕らの担当。選手たちとの距離が非常に近く、一体感を感じられそうです。
Olympia 2018: Medaillenempfang für Andreas Wellinger und Jacqueline Lölling im Deutschen Haus
ボランティアメンバー
スポーツ関係学部生中心のようです。
人数はオリンピック、パラリンピックチーム合わせて50-60人くらい。
手当
ドイツからの飛行機代は残念ながら出ませんが、
・補助金
・宿泊施設の手配サポート
・現地での食事
・ユニフォーム(Tシャツ、上着、靴、リュックサックなどadidasで一式支給)
・観戦チケット
など充実のラインナップ。
選考方法
昨年、大学の教授から紹介してもらい、メールで問い合わせ。
今年に入って詳細を確認、4月に一般応募締め切り。
その後キャスティングのため面接へという流れでした。
選考の対象は履歴書とモチベーション。そして、日独3都市で行われた面接でした。
会場へ来れなかった候補者にはビデオ面接のチャンスがあり、
実際に僕も事情があってキャスティングに参加できなかったため、ビデオで集団面接を受けることになりました。
ここで初めてエレベーターピッチ*1を経験しましたが、短い時間で自分を売り込むことは想像以上に難しかったので、日頃から意識していきたいですね。
余談ですが、面接時ドイツ側の電波が非常に悪く後半はグダグダ。また違った難しさもありました。
まとめ
今回、自分が応募することになって初めて、裏でサポートしている団体や組織が多く存在していることを知りました。
東京五輪に関わることはずっと掲げてきた目標の一つでした。また、日本で開催される世界最大規模のスポーツの祭典でドイツ代表チームの一員として大会の運営に携われるというようなチャンスは滅多にないので、まずは選手たちを全力でサポートし、個人としても積極的にアクションを起こして多くを学びたいと思います。
そして、自分が経験したことはシェアしていくつもりです。
それではまた!
*1:エレベーターピッチとは、ビジネスマンがエレベーターに乗っている時間内で先方に自社のプロジェクトを売り込むことから、1分、長くとも2分以内の自己アピールのこと