German Sport Management

'スキマ時間にサクッと' をコンセプトにドイツのスポーツビジネス情報をシェア

minimalism ミニマリズム

こんにちは。今日は、僕が感銘を受けたミニマリズムについて少しお話ししたいと思います。

 

 

日本でもここ数年でこの考えが広まってきているようなので、知っている方もいるかと思います。

 

 

ミニマリストとは簡単に言えば、最小限のモノを所有し生活する人のこと。

一見、ただの節約家のような印象を受けるかもしれませんが、本質は違います。

 

どういうことかと言うと、無駄な物を減らすことで本当に大切な物を再確認する、

つまり、自分に必要な物だけにフォーカスするという考え方です。

 

それは物だけではなく、生活の中で自分が優先したいこと(例えば、定期的に旅をする、毎日本を読む、規則正しい生活を送るなど)にも派生します。

一点集中の考え方ですね。

 

 

 

有名なところで言えば、スティーヴ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグは選択の無駄を省くために私服を制服化していました。

 

彼らのように十分な稼ぎがあるにもかかわらず、敢えてミニマルな生活を好む人が実はたくさんいるのです。

 

 

 

 

傾向として、ミニマリストは物にではなく、自分への投資にお金を使います。

例えば、本を読むことで知識を身につけたり、新たな環境に身を置くことで経験を得るといったことです。

 

そして最も注目すべきは、彼らの幸福度が非常に高いこと。

 

 

事実、物を買うことで人の欲求は満たされますが 、それは一時的なものです。

さらに、人はその新しい物にも慣れてしまうため、次はより高価なものを欲しがります。

このサイクルが永遠に続くため、物によって継続的に幸せを感じることはなかなか難しいというわけです。

 

 

対照的に、そのしがらみから解放された人は、浮いたお金を自分の経験に投資できます。経験は時間が経ってもその価値が失われないのです。

物が減ることで、もはや大きな家は必要ないでしょう。それにより家賃を含め、生活に必要なコストを削る事ができます。

また、お金だけではなく、物を管理するのに必要なエネルギーを省き、無駄なストレスを感じずに済むのです。

 

一石二鳥どころの話ではありません。

 

 

この思考がクリアになるという点は僕が最もミニマリズムに惹かれたところでした。

 

人間は一日6万回以上思考を巡らすと言われています。

興味深いのが、その約80%がネガティヴなことで約95%前日と同じことを考えているそうです。

 

なんとストレスフルなことをしているのでしょう人間の脳は。

そりゃマインドフルネスによって生産性が上がるのもうなずけますね。

 

 

 

僕自身、以前からこれ(頭の中で思考がグルグル巡って止まらないこと)はどうにかならないもんかと思っていました。

 

様々なことに意識が移り、余計なことまで心配して、常に事が予想通り運ばなかった時のプランBを用意して。(楽観的だと自負していますが)

夜疲れてベッドに横になれば、今日達成できた事と反省、明日は何をしようかで頭がグルグル。

ひどい時は、夜中トイレに目覚めて、二度寝ができず、まさに居ても立っても居られなくなり、3時に活動開始なんてこともありました。

 

 

ちなみにもう一年半は実践しているマインドフルネスですが、未だにマスターはしていません。

どうやら人より邪念が多いようです。

 

 

( ミニマリストではないと思いますが)

僕が尊敬する元日本代表中田英寿さんも言っていました。未来のことを心配するのは何よりも無駄だと。

 

 

そう、何が言いたいのかと言うと、

僕は物を減らしてから、無駄な心配をすることが圧倒的に減ったのです。

 

 

正直に言うと、ベッドの上で思考が巡ることはまだあるのですが、それはポジティヴな内容がほとんど。

 

今ではどんなことも自然の成り行きに任せ、成るように成ると考えています。

もちろん自分ができる範囲で最大限のことはしますが。

 

 

 

 

 

元々ミニマリズムにはドイツで出会いました。

最初は極端すぎるという印象。他人事として興味を持ち始めましたが、次第に心を奪われていきました。

 

世界を旅するドイツ人ミニマリストとコンタクトを取ってみたりもしましたね笑

 

 

 

その後、『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』と『手ぶらで生きる。』を読み、すっかりその気になってしまいました。

 

両作者とも元々、マキシマリストという点に親近感が湧きます。

そして、読んだ後はミニマリスト最高という感じ、モチベーション高まりました。

 

 

読んでもらえばわかるともいますが、この記事の内容はほぼほぼ受け売りですね。それだけ影響されています。

 

 

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

 

 

 

手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法

手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法

  • 作者: ミニマリストしぶ
  • 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
  • 発売日: 2018/05/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

 

 

ドイツに住んでいたこともあって荷物は比較的少なく、すぐに実践できるのはラッキーでした。

 

 

実家の物は時間をかけながら、減らしていこうと思ってます。

既に帰ってきてから断捨離を実行していますが、今までずっと物を残してきたので真のミニマリストになるにはまだまだ時間が必要です。

 

 

 

一時帰国してから何人かにミニマリズムを熱弁してみたところ、皆割と興味を示してくれたので、今回シェアしようと思いました。

 

 

今後もさらに無駄を省き、クリアな思考でやりたいことやるべきことによりフォーカスしていきたいと思います。