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ブンデスリーガ チケット購入の注意点 viagogo、eBayもアウト?

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こんにちは、Shootです。

 

昨年の12月にRBライプツィヒのサービスチームにジョインし、パートタイムで働かせてもらっています。

 

サービスチームは主にカスタマーサポート、チケッティング、マーチャンダイズなど、対顧客の業務を担当する部署です。

 

まだ見習いとはいえ顧客情報を管理し、電話やメールの対応などの業務は少しずつやらせてもらっていますが、その中で頻繁に問い合わせのある、仲介サイトでの購入について今日はお話しします。

shootde.hatenablog.com

 

 

viagogo、 eBayなど仲介業者からのチケット購入はアウト

この事実に驚く方も多いかもしれません。

 

なぜかと言うと日本から来た観光客にとって、クラブのオフィシャルサイトでチケットを購入するのはハードルが高いからです。

更に言語だけでなく、会員登録(無料)も1つの障壁になっているでしょう。

というわけで、日本語で購入ができる仲介サイトを利用してしまうわけです。

 

実は僕自身も以前にこのようなサイトから購入した経験があります。

かなり高額な仲介手数料を取られているにも関わらず、一度きり、手間が省けるという理由で利用者が多いことは容易に理解ができます。

そもそも、正規の買い方を知らないという人も多いかもしれません。

 

 

さて、それでは具体的な話に移りましょう。

ダフ屋や仲介サイトなど第三者からの購入はブラックマーケット扱いとなっています。

 

チケットの販売に関してはAllgemeine Ticket-Geschäftsbedingung、通称ATGBという規約がドイツにはあります。

https://www.dierotenbullen.com/downloads/AGB/ATGBs_2019__FINAL_01/original/ATGBs_2019__FINAL_01.pdf

ここにズラーっとチケットに関するルールや禁止事項が書かれているのですが、この規約によってviagogoやeBay(他の仲介サイトも当然NGだが、問い合わせの大多数はこの2社の利用者)からのチケット購入が禁止されているのです。

 

ちなみに、この規約はクラブによって多少異なるようですが、恐らくブラックマーケットでの購入は多くのクラブで明記されていると思います。(バイエルン、ドルトムントは確認済)

 

今回はそれを前提に、RBライプツィヒの例を挙げていきます。

 

 

ブラックマーケットでチケットを購入するとどうなるのか

残念ながら、入場できません。

こちら側も担当者がインターネットを見張り、出回っているチケットのナンバーを控えているため、入場口で引っ掛かります。

 

同僚いわく場合によっては完全に偽造のチケットが出回っていたり、同じ席のチケットを複数の人が所有しているなんてこともあるそう。

 

 

万が一、購入してしまったら

ブラックマーケットで購入してしまった場合はなるべく早めにクラブ側に問い合わせてください。

クラブのオフィシャルサイトに全て手順が載っていますが、わからなければ電話やメールでも対応しています。

具体的に言うと、専用の用紙に情報を記入することでお金が返ってくるシステムになっています。

 

しかし、前述の通り、そのチケットは自分の席を保証してくれるわけではありません。よって新たにチケットを購入する必要があります。

当然ですが、競争率が高い場合はすでに完売という可能性も十分にあるので、やはり事前に知っておくことが大事ですね。

 

 

ブンデスリーガ チケットを正しく購入するには

クラブのホームページ(Die Roten Bullen)でアカウントを作る必要があります。

これが基本です。

 

 

一見面倒な作業に思えますが、登録さえしてしまえば全て手順が書いてあるのでスムーズに購入できるでしょう。

また、QRコードのモバイルチケットは購入と同時にメールで送られてくるのでかなり便利です。

 

あと意外と盲点なのが、ファンショップでもチケット購入可能ということ。

実際にネットに強くないおじいちゃんたちも問題なくスタジアムに来れています。

 

全てのクラブで対応しているか定かではありませんが、少なくともアカウントの作り方から購入の仕方まで教えてくれると思うので、不明な点があれば直接店員さんに聞くことをお勧めします。

ちなみにRBライプツィヒではファンショップもサービスチームが担っています。

 

 

チケット購入に関して注意が必要なのは、特定の試合を観戦したい場合。

前売り開始日程と条件をよく確認しておく必要があります。

 

例えば、今季RBライプツィヒの場合、オンライン前売りは試合日の4-6週間前に開始され、初日は昨シーズンのアウェイチケット8試合以上購入者、2日目は年間パス所有者とファンクラブメンバー、そして3日目からフリーとアクセスの権利が段階的に分かれています。

 

また補足ですが、地域によってオンラインとは別に、ある一定数の紙チケットが割当てられている場所があるかもしれないので、それも含めて関係者に質問するのがベターです。

 

 

まとめ 

まとめると、仲介サイトは使わずにクラブのオフィシャルサイトでチケットを購入しましょう。せっかく楽しみにしていたのにスタジアムに入れないということが起きないように。

 

また、アカウントを作る時や購入の際、または前売り開始日などわからないことがあればファンショップで直接店員さんに聞いてみるのがいいかもしれません。

もちろんメールや電話での対応も可能です。

特定の試合を観戦したい場合は直前ではなく余裕を持って早めに問い合わせることをお勧めします。

 

それではまた!