矛盾 一点集中か広く豊かな経験か
こんばんは。
早いもので、今回ドイツへ来てもう1ヶ月です。
人は新しい環境に慣れるのに1ヶ月かかると言われるのは本当で、ようやく落ち着いてきました。
新しい環境に身を置いた時には、早く落ち着きたいと願うのに対し、いざ落ち着いてしまうと新たな刺激が欲しくなるもの。
これは永遠の課題ですかね。
矛盾というテーマでもう一つ。
今、無駄なことは省くというのがトレンドだと思います。
それがものであったり、習慣であったり、人間関係であったり、様々です。
例えば、意味のない飲み会を断って、自分の時間を確保する。
これはここ最近よく耳にする主張です。
ざっくりと言えば、無駄を取り除き、より有意義なことに時間を費やすべきという考えですね。
僕もこの意見には根本的に賛成です。
時間は有限。また、習慣は一度「例外」を作ってしまうと維持することが難しくなってしまいます。
自分の興味のある範囲をより深めていきたいですね。
しかしながら、同時に正反対の意見も持っています。
それは、全てのことには意味があるという考え方です。
これは実際に自分の経験から言えることで、確信を持っています。
よくあるのは、自分があまり興味無いことに誘われた時、そこで予期していなかった良い経験に巡り合うということ。
自分ではやろうという発想にならないことをやるわけですから、新しい発見があるのは当然と言えば当然。
更にこのケースは新たな人との出会いが重なることも多いです。
人の巡り合わせは大切。新たな視界が開けて刺激を受けます。
また、自分の専門分野と違うことに触れた方がよりクリエイティヴになれるとよく言われます。
そう、人は様々な経験をし、豊かな発想を持つべきだという意見。
これはまさに共感すべきで、僕自身も可能な限りいろんな経験をしたいと思っているのも事実です。
それでは、果たして、、どうするべきなのでしょう笑
この世に正解はないと言ってしまえばそれまでですが、この二つの全く異なる主張。
この議論の行く末が気になるところです。
もともとは今週の振り返りを書こうと思っていたのですが、導入部分で大きく脱線しアンストッパブルでした。ということで、今日は普段から気になっていた対立する2つの主張についての記事を書きました。
それではまた近いうちに〜