伝統あるライプツィヒのクリスマスマーケットを紹介
日本でもお馴染みクリスマスマーケット。本場ドイツでどの都市を周ろうか迷っているあなた!伝統あるライプツィヒのクリスマスマーケットはいかがでしょうか。
今回は2018年ライプツィヒのクリスマスマーケット情報を紹介します。
街はすっかりクリスマス模様ですね。
ドイツと言えばサッカーとビールとソーセージ。そんなドイツが最もロマンチックになるシーズンがやって来ました。
僕も交換留学生時代に各地を友人達と周りましたね。
やはりドイツの三大クリスマスマーケット、ニュルンベルク、ドレスデン、シュツットガルトは世界各地から多くの観光客が訪れます。
しかし、実はこれらの都市以外にも魅力的なクリスマスマーケットが各地で行われているのです。
ドイツは歴史的に見ると、もともと独立した小国が集まったできています。そのため、地域の自主性が強く、都市ごとにそれぞれ異なるキャラクターを持っているのです。
中央集権で均一的とは、かけ離れた概念を持っていますね。
一つの例として方言が挙げられますが、日本のように標準語を話そうと言う風潮は強くありません。
脱線してしまいましたが、これから本題に入ります。
『概要』
冒頭からライプツィヒのクリスマスマーケットは伝統があることを強調していますが、
起源は遡ること15世紀。日本の世は戦国です。
ちなみにドイツ最古のドレスデンに次いで長い歴史があります。
また、出店の数はなんと約300とドイツ最大級、そして最も美しいマーケットの一つと言われています。
『見どころ』
・Glühwein
何と言っても欠かせないのがグリューワイン。いわゆるホットワインですが、オレンジやシナモンなどのスパイスがブレンドされており、冷え切った身体を温めてくれます。
グリューワインはマグカップのデポジット代込みで購入するため、返却時にお金が帰ってきます。もしデザインが気に入れば、記念に持って帰ることも可能。場所や年によって異なるので思い出になること間違いなしです。
ちなみにライプツィヒの今年のデザインはこちら。
12500以上の投票から38%を獲得し決定したそうです。
・Augustusplatzの観覧車
ある日突然、大学のキャンパスの目の前に観覧車が出現しました。これだけしっかりしたものをパパッと組み立ててしまうのだから驚き。
観覧車から見る夜景は一見の価値ありでしょう。
・Markt(旧市庁舎前)のクリスマスツリー
約20メートルのクリスマスツリーがそびえ立ち、夜にはマルクト一帯灯りに包まれます。ここがメインの会場で、グリューワインをはじめとしたドイツ名物、さらにはホームメイドの食料品やかわいい雑貨類まで買うことができます。
また、毎日18時から管楽隊の演奏が行われるそう。ライプツィヒは音楽の街ですよ。
・Naschmarkt
Marktのすぐ裏にある中世の雰囲気を感じられるエリア。煌びやかなクリスマスムードとは一転、出店の外観や周りの建物の感じが他とは異なり、シックな印象です。
『期間と時間』
2018年は11月27日から12月23日まで。
日曜日から木曜日 10時〜21時
金曜日と土曜日 10時〜22時
※12月15日の土曜日はすべての出店が23時までオープンしています。
※12月23日は20時終了予定。
いかがでしょうか。
日本人の感覚だとイヴとクリスマス当日がメインな気がしてしまいますが、23日までとなっているので、クリスマスマーケットの期間には十分注意しましょう。
ライプツィヒはベルリン、ドレスデンから電車で1時間ちょっと、また、空港もあるのでアクセスは悪くないと思います。
歴史も規模もあるクリスマスマーケットなので既に他の都市を訪れたことがある人も初めての人も楽しめるでしょう!
まだまだ今週から始まったばかり。本場ドイツのロマンチックな雰囲気を楽しんで、素敵なクリスマス期間にして下さい!
それでは〜