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勉強法 ドイツの大学で学ぶ

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こんばんは。

 

本日Physiotherapie 整体に行ってきました。

坐骨神経痛は相変わらずです。

 

 

 

はい、時間がないので早速本題へ。

 

 

今日はここまで自分が試行錯誤してきた勉強法を紹介したいと思います。改訂版です。

学生、特に母国語以外で勉強する方、必見です。

 

 

 

 

まずは僕の取っている授業をざっくり紹介します。

 

1. スポーツ医学

専攻はマネジメントですが、初年度は幅広く基礎知識を身につけるということで医学も学んでいます。主に体の構造について、イメージとしては生物、化学、物理、保健体育を一気に学んでいる感じです。ゼミもあります。

 

2. 経済学と経営学

どちらも入門です。これらは街の中心部に位置するメインキャンパスで行われ、経済学部の生徒と一緒に受けています。

 

3. 法学

スポーツ分野で運営や経営に関わる人材が知っていなければならない知識として法があります。今学期はパブリックとプライベートの二つの範囲を学びます。

 

4. 簿記

経済学と言えば簿記ですね。数学的要素もあり、また日本と若干ルールが違うのも難点。講義、練習、補習と分かれています。

 

5.  スポーツ社会学

スポーツの社会的な位置付けや個人と社会の関わりなど幅広い学問です。スポーツ組織や構造についても触れます。社会学だけあって先生も積極的、ゼミは非常にインターアクティブです。

 

6. スポーツ行政と法

スポーツを運営する上での規則を学びます。毎週交互に行われます。

 

 

 

さて、お察しの通り、かなり幅広い分野を同時に、そして基礎知識が無いものが多く一からドイツ語で学ばなければなりません。

 

 

最初の一週間で今まで自分がやっていた勉強法では到底ついていけないことに気が付き、これまで効率の良い方法を探して試してきました。

 

今後さらにブラッシュアップしていくとは思いますが、一旦軌道に乗ったので紹介します。

 

 

 

基本的なステップは3つ。

予習→授業→復習です。

 

 

なんだそんなの誰でも思いつくと思うかもしれませんが、これをしっかりと徹底することが最も難しく、最も重要です。

 

 

特に注目してほしいのが、予習。

復習と比べてどうしても軽視してしまいがち。

 

 

外国語で学ぶとなると講義中、教授の話やスライドにいくら集中していてもなかなか理解することができませんよね。

しかし、予習でその日扱う範囲の大まかな内容キーワードをチェックしておくことで、理解度が大きく変わります。

 

 

想像してみてください。初めて聞いた話で全然イメージが湧かなかったのに、後で理解するとこんな簡単なこと言ってたのかってことありますよね。

つまり、人は一度聞いた話だと頭でイメージしながら話を聞くことができるので、容易に説明を受け入れることができるのです。

 

 

よって予習をしっかり行うことで、この3つのステップの中でメインとなる授業の理解度を飛躍させます。

 

 

 

ここで授業について触れておきますが、学校で勉強をする上で本来、最も大事にしなければいけないのが当然ながら授業です。

 

いかに授業中に集中し、内容を理解できるかで後のテスト勉強の大変さが変わります。

 

 

とは言っても、まだ遥か先のテストに向けて、モチベーションを維持できる人は少ないでしょう。そして直前に猛勉強。大多数はギリギリだとしても合格できる。

 

 

だからこそ、毎回の授業を大切にできる人にとっては、テスト勉強は容易なはず。

やはりコツコツ積み重ねることが一番効率の良い勉強法なのは間違いありません。

 

 

 

次に復習ですが、ポイントはできるだけその日のうちに一度目を通しておくこと

その日にやったものなら内容も覚えていますが、時間が経つと忘れてしまいます。

そうすると復習に時間がかかるだけではなく、やる気も失われていくのです。

 

 

 

勉強のコツは精神コントロールです。できる感覚から軌道に乗せる、いわゆる「やる気のコントロール」と「何も考えずに始められる習慣化」を上手く使いましょう。

 

 

 

その他のテクニックとしてお勧めしたいのが3つ。

 

 

1. 付箋を壁に貼る。

新しい単語や概念でも壁に貼って普段から見慣れることがポイントです。

とにかく繰り返し見ること。同じ量暗記するなら時間をかけて目を通すよりも素早く何周もした方が効果的と聞いたことがあります。

恐らく僕らが思っているより脳は瞬間的に記憶できるのでしょう。速読も同じ原理かもしれません。

 

 

2. Googledriveを使う。

技というよりテクノロジーですね。これが本当に便利!

ここライプツィヒ大学では多くの授業がインターネット上にアップされ、スライドや動画を見ることができます。

講義のスライドをGoogledriveにアップロードしておけば、パソコンのみならず携帯電話、そして大学の図書館でも見ることができます。

そして何より、コメント機能があるので、重要なところをマークしメモを残せます。

僕の場合は、意味のわからないドイツ語や専門用語にもメモをし、次にどの媒体で見てもマークされているので、再び辞書を引く手間が省けます。

 

 

3. 友達に質問する。

やはりこれは王道ですね。

わからないことを教えてもらえるだけではなく、話題になることで記憶に定着します。教える側も勉強になるので遠慮せず質問しましょう。笑

 

 

ちなみにドイツ人は目的を達成するという点において、とても親切です。観光に来た際、目的地がわからなくても親身になって教えてくれるので安心してください。

 

 

さて、僕が意識的に取り組んでいることはこんな感じです。

以前から学校の勉強が好きという訳ではなかったので、いかに効率よく勉強するかは常に意識していた気がします。

 

それでも、ドイツの大学で学ぶことは簡単ではなく、偉そうに勉強法を紹介していますが、正直まだまだ理解できてないと思っています。

 

 

 

歳を重ねるごとに勉強量が増え、これだけやっても全然わからないと虚しさを感じることもあります。

しかし、その一方で、小さな気づきもあり、自ら能動的に学ぶ楽しさと充実感を徐々に感じています。

 

この感覚をより多くの人が持てるように、この記事が誰かの役に立てば嬉しいです。

 

 

それではおやすみなさい。Gute Nacht