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レッドブル・アレーナ改築プランがアップデート

昨晩、宣言した通りざっくりと翻訳してまとめたいと思います。

 

レッドブル・アレーナの改築プランが具体的に

以下は今後数カ月以内に、もしくは既に着手されている構想を紹介します。

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公式サイトより



入場口

・レッドブル・アレーナの周りは堤防のように一段高くなっているのだが、Sektor B(エリアB)の前にこの堤防を貫通させた通路を作り、スタジアムへのアクセスを良くする。ちなみにこの通路には新たなファンショップを統合する予定だ。

 

・さらに4つの新たな歩道橋をが建つことで、階上席へ行きやすくなる。

・スタジアムへの入場は今後、Festwieseというスタジアム前の広場で行われる模様。

 

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公式サイトより
Sektor B

・Sektor B は立ち見席に改築され、キャパシティーは5,000から2倍の10,000に増える予定。

・立ち見席の改築により、リーグ戦時はスタジアム全体で48,000人収容可能となる。

・内部の追加席はオプションとしてとどまる。もし実行する場合には、後方ブロック前にネットを取り付ける必要があるため、ひとまず今回は断念。

・また、鐘楼には追加のトイレと売店が二階に渡って設置される。さらにエリア間の仕切りが取り除かれる。それによりファンは自由に移動することができ、Sektor BやDの新たなトイレと売店も利用可能に。

 ・ Sektor D では、現在の大きな飲み物売り場のエリアにさらなるトイレが設置される。 新しいセキュリティーセンターはSektor A の上階に設けられる予定だ。

 
インフラ

・2019年サマーブレイク中にスタジアムの照明とスピーカーが一新される。新シーズンに向け、レッドブル・アレーナ内では包括的なLTEにより受信状態が改善される。これは8月に完了予定だ。

※注意

改築工事は既に進められているが、堤防を突き抜く通路や立ち見席の設置、さらに新しい売店とトイレなどの大がかりな工事は2021/22シーズンに完了予定。 

 

チケット

・3月28日から、入場チケットはオンラインショップでモバイルチケットとして購入可能に。このチケットは携帯のQRコードを用いて快適に入場することができる。

※注意

Print@Home-Ticketsは引き続き、印刷しなければいけない。

(Print@Home-Ticketsとはオンラインでチケットを購入した際に、チケットをポストで送ってもらう代わりに、PDFファイルから自分で印刷できるオプションである。)

・28日からチケットショップではPayPalでの支払いが可能になった。

・2019年5月には年間チケット(2019/20シーズン)を発売予定だが、これはSektor B,Dの一列目となっている。また、先行販売は今後より単純化される。

 

まとめ

まだまだ新興クラブで益々の成長、発展が期待されるだけに、やはりスタジアムの収容人数が約43,000人から48,000人へと増えることは大きな意味を持つでしょう。

加えて、トイレの増設やインターネット環境の改善など観客がより快適にスタジアムを利用できる点も注目に値すべき点ではないでしょうか。

 

参考記事

https://www.dierotenbullen.com/de/aktuelles/neuigkeiten/Saison_2018_19/Umbau-Red-Bull-Arena.html