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ユルゲン・クロップの言葉 モチベーション、成功について

こんにちは。

昨日、Deutsche Vermögensberatung (会計コンサルタント)のちょっとした会合に参加してきました。

 

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内容は、アンバサダーを務めるユルゲン・クロップのインタビューに対するディスカッションでした。

 

インタビューは4部構成、テーマはモチベーション、成功、コミュニティについて。

 

今回は彼のキャラクターを象徴するメッセージをいくつか紹介したいと思います。

 

Jürgen Klopp über Kindheit und Jugend(子供時代について)

...ich habe gelesen wie ein Verrückter... 

 私は狂人のように読書をしていた

 

 über Gemeinschaft und Glaube(コミュニティと信頼)

...ohne Ratgeber sind wir irgendwie alle aufgeschmissen...

助言者なしでは私たちは皆どこか笑い者のようである 

 

 über The Normal One(モウリーニョのThe Special One にちんだ発言)

...ich habe gerlernt, mit mienem Schwächen umzugehen...

私は弱点と上手くやっていくことを学んだ 

 

 über Beruf: Trainer(監督業について)

...das ist mein größtes Glück überhaupt, ich liebe wirklich meinen Job...

 それはそもそも最大のラッキーで、私は本当に自分の仕事が大好きなんだ

 

 über Gewinnen(勝つことについて)

...ich freue mich, wenn ich gewinne, aber ich freue mich nicht, wenn der andere Verliert...

 勝つことは好きだが、私は相手が負けることを喜びはしない

 

 über Motivation(モチベーションについて)

...alles zu geben, heißt nicht, alles zu kriegen...

 全てを懸けることは、全てを獲るということではない

 

 über Lebensziel(人生の目標について)

...zurückblicken aufs Leben und nicht verhindern können, dass die Mundwinkel nach oben gehen...

人生を振り返った時に、つい口角が上がってしまう

 

 

 

以上こんな感じです。とても特徴的で人柄が出ていますよね。

インタビュー内容全てを紹介することはできませんが、私は終始、彼の人間らしさを感じていました。

 

監督業というと常にプレッシャーにさらされ、強靭なメンタリティでないとやっていけないイメージがあります。先ほど紹介したモウリーニョはまさにその典型ではないでしょうか。

 

一方でクロップは、アロガントな印象は一切なく、文字通り普通の人(?)非常に親しみ深い監督であることを再認識しました。

 

今後の彼の活躍に注目です。

僕は生粋のアーセナルサポーターですが、、、それでは失礼します笑